運動の魅力を
子どもたちに伝えたい
私は小学校1年生から、バドミントンを続けています。はじめは単純に仲間とシャトルを打ち合うことが楽しくて続けていましたが、練習をしていくなかで段々と大会に出場することが増えていきました。試合を通じ、相手に勝つ喜びや負けて悔しい気持ちを知りました。負けた時は悔しくて毎回泣いていましたが、その気持ちをバネにさらに練習に打ち込むようになりました。
バドミントンに取り組む中で、同じ目標に向かう仲間ができたことや、できなかったことができるようになった喜び、最後まで諦めずにチャレンジする大切さを学びました。ここで得た学びが、現在の日常生活でも役立っていると感じます。私が経験してきたこれらの運動の魅力を、成長の礎となる幼児期の子どもたちにも伝えたいと思い、信学会に決めました。
一緒に「できた!」の経験を
幼児教育では、子どもたちの「はじめて」に多くふれ合います。その中で、投げだしそうになる子もいますが、一緒に寄り添いチャレンジすることを心掛けています
過去に、自由遊びの時間に短縄とびが苦手な子に声をかけ、継続的にチャレンジをしていました。すると1回、2回…と飛べるようになり、いつからかその子から「なわとびしよう!」と誘ってくれるようになりました。卒園する頃にはすっかり縄とび名人になってくれたこと、それ以上に縄とびを好きになってくれたことがとてもうれしかったです。
チャレンジした先にある、子どもたちの「できた!」の笑顔はとても素敵です。子どもたちには運動を通じ、ひとつでも多くの「できた!」を経験し、続けることのすばらしさや諦めない心を身に付けてほしいと思います。
QUESTION休みの日は何をしている?
市内のバドミントンサークルに参加して、からだを動かしています。
自分ってどんな人?
好きなことに一直線!これと決めたら最後までやり抜きます。
先輩として一言!
子どもの成長に寄り添えるやりがいのある仕事です。 毎日が充実していて楽しいです。